0から学ぶ痔の症状、種類、治療、薬大辞典

　ＰＰＨ法によって痔核が治らなかった場合は、再度入院し、手術を受ける必要があることがありますが、ＰＰＨ法による手術の際に直腸を深く切りすぎたケースでは、それ自体のために新たな手術をしなくてはならないこともあります。
　たとえば直腸の粘膜を通り越して外膜などまで切りこんでしまった場合には、縫い付けた後が狭窄を起こし、腸が狭くなってしまうことがあります。こうした状況はあらたな病気の原因となりかねませんので、必ず再治療が必要となります。