輪ゴム結紮法のデメリット(2)

 輪ゴム結紮法は、その技術の単純さゆえか、幾つかの欠点があります。その一つに、多量の出血が起こる可能性があるということがあります。
 輪ゴム結紮法では、治療時に多量の出血が起こるというケースはそれほど多くはありません。しかし、縛り付けた輪ゴムの効果で痔核が壊死し、ちぎれる段階になると、痔核が取れるのと同時に出血が起こる可能性があるのです。
 この出血はどんなタイミングで起こるか予測困難ですので、輪ゴム結紮法による治療を行なった後は、いつでも病院に対して連絡を取れるようにしておく必要があります。

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