輪ゴム結紮法のデメリット(3)

 輪ゴム結紮法の最大のデメリットは、いつどんなタイミングで痔核が取れるかが分からないという点になりますが、これに伴い、別のデメリットも生じます。
 いつ痔核がちぎれるか分からないということは、つまり通常の切除手術とは異なり、医師自身の手によって痔核が除去されるわけではないということです。つまり、傷口の処置等についても、当然医師の手がかからないわけです。
 このため、輪ゴム結紮法によって切除された痔核の傷跡が悪化し、再度入院が必要となるケースなども見られます。
 こういった事情から、輪ゴム結紮法を使用できる症状であるかどうかは、十分に検査をした上で判断しなくてはなりません。

痔はこんな病気

痔の種類

その他肛門の病気

痔の予防と治療法

腸内環境を整える

痔の手術

【注意】
当サイトは、痔(ぢ)関する情報を正確に記載するように配慮しております。しかし、医学的知識のない管理人自身の経験、研究を元に作成しているために、その全てを保証するものではありません。症状や経過には個人差があり、自己診断で判断しないで、専門医で診察を受けることをお勧めします。