歯状線の奥と手前の違い
「原始直腸」と「原始肛門」をつなぐ「歯状線」は、実は痔の症状と非常に深い関係にあります。歯状線よりも奥側、つまり直腸に近い側は、大腸と同じく自律神経によって支配されています。自律神経で支配されている箇所は、ほとんど痛みを感じない仕組みになっています。
これに対して、歯状線よりも手前、肛門出口に近い側には、皮膚と同じ「体性神経」によって支配されていますので、痔が発生した場合、敏感に痛みを感じることになります。
同じ「痔」という病でも、発生する痛みに違いがあるのは、この歯状線を境にした、痔の起こる場所によるものなのです。
これに対して、歯状線よりも手前、肛門出口に近い側には、皮膚と同じ「体性神経」によって支配されていますので、痔が発生した場合、敏感に痛みを感じることになります。
同じ「痔」という病でも、発生する痛みに違いがあるのは、この歯状線を境にした、痔の起こる場所によるものなのです。
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