肛門の構造

 痔という病気がどのように発生するのかを説明する前に、まずは痔が起こる器官、肛門の仕組みを説明する必要があります。
 肛門は長さ約3センチメートルの器官で、正式名称を肛門管といいます。肛門管は、胎児のときにできた「原始直腸」という部分と「原始肛門」が合わさってできています。「原始直腸」の方がより奥、直腸に近い側に位置します。「原始直腸」と「原始肛門」という二つの部分が合わさっている接合部を、「歯状線」と呼びます。この歯状線は、肛門の入り口から1.5センチメートルの位置にあります。

このカテゴリー痔のしくみでは以下のことも知ることができます。

肛門の構造
歯状線の奥と手前の違い
歯状線と痔瘻
肛門に存在する筋肉
内肛門括約筋
外肛門括約筋

痔はこんな病気

痔の種類

その他肛門の病気

痔の予防と治療法

腸内環境を整える

痔の手術

【注意】
当サイトは、痔(ぢ)関する情報を正確に記載するように配慮しております。しかし、医学的知識のない管理人自身の経験、研究を元に作成しているために、その全てを保証するものではありません。症状や経過には個人差があり、自己診断で判断しないで、専門医で診察を受けることをお勧めします。