V型痔瘻に対する肛門括約筋温存手術

 V型痔瘻の治療では、重度の後遺症が残るのを防ぐため、肛門括約筋温存手術が用いられます。
 まずは肛門の内側から膿の原発口を取り除き、その後にできたくぼみを縫合し、埋めていきます。くぼみが大きく成長している場合には、お尻など、他の場所から一部筋肉を移してきて、これで穴を埋める必要がある場合もあります。  くぼみの縫合に使う糸は、体内で自然に溶けてしまうタイプのものですので、改めて抜糸する必要はありません。
 ちなみに、W型痔瘻は非常に珍しい症状ですが、基本的にはこのV型痔瘻と同じ方法で治療されます。

痔はこんな病気

痔の種類

その他肛門の病気

痔の予防と治療法

腸内環境を整える

痔の手術

【注意】
当サイトは、痔(ぢ)関する情報を正確に記載するように配慮しております。しかし、医学的知識のない管理人自身の経験、研究を元に作成しているために、その全てを保証するものではありません。症状や経過には個人差があり、自己診断で判断しないで、専門医で診察を受けることをお勧めします。