内肛門括約筋側方切開術の方法

 内肛門括約筋側方切開術では、まず肛門括約筋を切り取りやすくするために、注射によって皮膚を浮き上がらせ、肛門上皮と内肛門括約筋との間に隙間を作ります。医師はこの隙間を利用してメスを入れ、内肛門括約筋に切り込みを入れます。これにより、筋肉の緊張によって狭まった肛門がほどよく広げられます。
 それほど困難な内容ではありませんので、手術にかかる時間はおよそ3分程度です。ただし、医療施設によっては術後の経過をチェックするために数日の入院が必要となります。

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