0から学ぶ痔の症状、種類、治療、薬大辞典

　それでは、ＩＣＧ併用半導体レーザー療法とは、一体どのようなものなのでしょうか。
　まず、ＩＣＧとは、「インドシアニン・グリーン」の略であり、色素の一種です。ＩＣＧは肝機能を測定する際などにも利用される物質で、人体にとって無害の物質です。
　そして、ＩＣＧの性質の中に、「レーザー光線を吸収する」というものがあります。この性質を利用して、より正確にレーザー光線の照射をコントロールし、手術を安全かつ効率的に行なおうというのが、このＩＣＧ併用半導体レーザー療法の考え方なのです。