肛門に優しい手術(2)

 手術後に残る傷跡に関しても、現在の手術では考慮されています。
 肛門周辺を注目されることは通常ありませんので、傷口に関してそれほど気にならない、という人もいるかもしれませんが、ここで重要になっているのは見た目の問題ではありません。
 手術後にできる傷跡が大きいほど、術後に発する痛みはその分大きくなりますし、治りも遅くなります。
 さらには、傷が治ったときに傷口周辺の組織が固くなったりひきつれを起こしたりして、肛門の正常な排便機能が損なわれる場合もあるのです。
 こうした症状をさけるために、肛門の手術では、可能な限り傷口を小さく済ませることが大切なのです。

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